空夢
身近な自然現象から天気を占う「観天望気」に関するホームページ「空夢の部屋」開設中 野鳥を中心に写真を撮るのが好き。 時々、趣味を超えて野鳥の調査のため野山に溶け込む。道が分からなくなり遭難しかけたことや、クマに遭遇したこともあるが、なぜかまだ健在。
体が大きくて立派な色をしたクモがいました。コガネグモだそうです。立派な体は♀。オスは1/5位の小さくて地味なクモ。メスは常に網の中心におり、頭を下に向けて止まり、足の配置をX字状にします。網の上に糸の帯でできた白いジグザグの「隠れ帯」という模様をつけるのが特徴だそうです。
ウチワヤンマ。腹部の第8節の側縁が内輪状に広がっているからこの名前の由来だそうです。
未成熟のホソミオツネントンボがいました。1年中成虫がみられるトンボとはいえ、卵→幼虫→成虫となるのは、この時期なのですね。成熟個体もいました。
林道を歩いているとキビタキの鳴き声が。探すときれいな姿がありました。しかし、近寄ってもあまり逃げる様子はなく、こちらを警戒しています。すると別の場所でも何かが動きました。キビタキの♀です。これもまた、逃げる様子がありません。変だなぁ・・と思っていたら、少し先のガードレールの上にひょこっと1羽の小鳥が。キビタキの幼鳥でした。なるほど、親鳥が警戒していたようです。
夏の半夏生の頃に咲くのでハンゲショウという名が付いたそうです。(諸説有り)
林道脇の湿っぽい場所に、小さな、しかしきれいなキノコが生えていました。調べてみるとハナオチバタケというキノコのようです。有毒かどうかも不明なのだけど、落ち葉を分解する「森の掃除屋」と呼ばれるキノコのようです。場所や条件によって白から赤紫まで、いろいろな色を呈するようです。
これまで勢力を誇っていたトンボが姿を消し、モノサシトンボが繁殖行動を始めました。数多い種類のトンボたちは、時期をずらすことでしたたかに生き残っていくのでしょう。
今年もジャコウアゲハが飛ぶ季節となりました。前翅にくらべ後翅の尾が長いことと、体の赤い斑点が特徴です。オスの体からは独特の臭いがすることがこの名前の由来のようです。食草が限られているので、広く分布しているわけではないようですが、ここでは毎年たくさんのジャコウアゲハを見ることが出来ます。
林道の渓流沿いで見慣れないチョウに出会いました。サカハチチョウの♀夏羽のようです。春羽だともっときれいな羽をしているようですが、夏羽は夏羽でなんとも不思議な色合いです。
今年、中々姿を見なかったササゴイに一瞬ですが出会える事ができました。どこかで繁殖していることを願います。
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